貯金ができない事に焦りを感じる…。共通点から改善方法まで徹底解説!
- 貯金する癖がなかなかつかなくて困っている。
- 毎月しっかり貯金することが出来ずに焦りを感じている。
- どうすれば上手に貯金できるのか知りたい。
貯金が上手に出来ないと、生活していく上で大変なことが多くなってしまいます。
例えば、
- まとまった金額が確保できないので、高価な買い物は出来ない。
- すぐにローンに頼ってしまい、金利で損をする。
- 仕事をリストラされたらすぐに生活が困難になってしまう。
- 子供の学費や老後資金など、必要な時にお金を用意できない。
この他にも、貯金が無いと苦労することは沢山あります。
貯金無いと苦労するからこそ、色々な人から「貯金したほうが良い」と言われることもあるのではないでしょうか?
でも、簡単には貯金する習慣を身に着けることは出来ないので、焦りを感じてしまう人も居るのではないでしょうか?
毎月貯金をするのって意外と難しいんですよね…。
そこで今回は、上手に貯金が出来ずに焦りを感じているという方に向けて、貯金できない人の共通点や改善方法を徹底解説します!
長めの記事になりますが、少しづつ読んでみて下さい。
ではいきましょう!
- 【焦りを感じる…。】貯金できないとこんな悩みが…!
- 貯金出来ない人の共通点7選!
- 「浪費してないのに…」貯金できないのはなんで?
- 【絶対に貯金ができない場合】貯金できないのは家族が多いから?
- 貯金ができないのは、ダイエットが出来ないのと同じこと。
- 【改善策】上手に貯金できないことに焦りを感じる時にはどうすれば良い?貯金のコツ5選!
- 年収300万円でも1000万円以上の貯蓄を作れる人も居る。
- 実は低収入の貯金ゼロでも焦る必要は無いって話。
- まとめ:貯金できないからって焦るにはまだ早い!
【焦りを感じる…。】貯金できないとこんな悩みが…!
貯金できないことで色々な悩みを抱えてしまう人も居るようです。
貯金が思うようにできないというだけでも、悩みに繋がってしまいます。
悩みの一例を紹介します。
悩み1:貯蓄も無いのに旅行や外食をしてしまう事で罪悪感を覚える。
貯蓄が無い状態で旅行や外食などをすると、「ホントはこんなことしてる場合じゃないんだよね…。」と罪悪感を感じてしまったりします。
罪悪感を感じてしまうと、せっかくの旅行や外食も楽しめなくなってしまいますし、こういった罪悪感は、気にしないようにしてもしつこく付きまとってきます…。
一旦考えてしまったが最後、旅行や外食が終わるまで付きまとわれるよ…(泣)
悩み2:家計管理が上手くできないことで、劣等感を感じる。
貯金が出来ないということはつまり、「家計管理」が上手くできていないということになります。
例えば、給料がほとんど変わらない友人が、「実は資産を貯め込んでる」なんて話を聞くと、劣等感に苛まれてしまいます。
友人は、同じ給料を上手くやりくりして貯金をしていることになりますからね。
友人がスゴイと思うのではなく、「自分がダメなんだ…」という発想になってしまいます。
これを放っておくと、貯金ができない自分に嫌気がさし、劣等感を感じることで更に貯金のモチベーションが下がるという負の連鎖に陥ってしまいます…。
悩み3:貯金が出来なくて家も買えない。
既婚者の方にとっては、貯金が無いことで家が買えないというのも悩みの種になるでしょう。
やっぱり結婚したら持ち家が欲しいと思うものです。
家を買う時には頭金を支払った方が、その後のローンの支払いが楽になるので、できれば価格の2割程度以上は支払ってしまいたい所です。
※頭金0円で購入することが可能な場合もありますが、借り入れの金利が高くなってしまう事もあるので、やはりある程度は頭金として支払ってしまったほうが良いしょう。
貯金が出来なければ、当然頭金なんて用意できないので、家を購入することは出来ません。
悩み4:毎月貯金するのがどうしても無理。
毎月貯金するというのがどうしても無理で困っているという人も居るでしょう。
毎月貯金するには、毎月の収支を常にプラスにしていく必要があります。
不意に出費が発生したりしても、何とかして毎月黒字にするのはそれなりの努力が必要です。(急な出費があった月は節約する等)
これがどうしてもうまくいかなくて悩んでいる人も居るようです。
家庭によって家計簿は全然違うので、貯金するのがどうしても無理な月もあるかもしれません。
貯金出来ない人の共通点7選!
次に、貯金できない人の共通点を紹介します。
貯金が苦手、出来ない人には実は共通点があります。
これに当てはまってしまうと、貯金できなかったり資産を増やせない人の特徴と被ってしまうという事になるので注意が必要です。
それでは行きましょう。
貯金できない人の共通点を「7つ」厳選して紹介します。
共通点その1:目標が決まっていない。
共通点の1つ目は、貯金する目標が決まっていないという所です。
貯金をしてコレがしたい(欲しい)!という目標が無いので、そもそもやる気になりません…。
なんとなく貯金しなきゃマズいよね…。
という程度の動機で貯金をしても上手くいかないと思います。
心から欲しいものの為でないと、人は本気になれません。
そういったものが無いと、貯金は上手に出来ないでしょう。
共通点その2:我慢が出来ないため無駄遣いが多い。
共通点の2つ目は、我慢が出来ないという点です。
例えば、
- コンビニに行くとついついお菓子やジュースを買ってしまう。
- 欲しいと思ったらすぐに買ってしまう。
- すぐにタクシーを使ってしまう。
- パチンコに行っちゃう。
こういったことで、簡単にお金を使ってしまいます。
「ちょっとお金かかるけど、まだあるからいいか…」と思ってしまうんですよね。
これも、貯金が出来ない人の特徴です。
給料を貰ってもすぐに使い切ってしまい、「また来月給料入るからいいか(笑)」と思うだけで、いつまでたってもお金が貯まらない無限ループを繰り返すことになります。
これでは何年たってもお金は貯まりませんよね。
共通点その3:生活費が収入に見合ってない。
共通点の3つ目は、生活費が収入に見合ってないという点です。
先ほどの我慢が出来ないことによる無駄遣いと類似していますが、生活費そのものが高すぎるという点も、貯金が出来ない人に共通していることが多いです。
例えば、
手取りの月収:20万円
- 家賃…8万円
- 車…保険・車検料月1万円+ガソリン代
- 通信費…月1万円
- 食費…月5万円(外食中心)
- 光熱費…月1万5千円
- 交際費・趣味費…残り全て
合計:20万円
こんな生活をしてる人が多いです。
私の友人にもいます(笑)
友人の場合は、これにプラスで車のローンとかケータイ二台持ちとか、贅の限りを尽くした生活をしてしまっています。
もし貯金しようと思うのなら、もっと節約することも考えないとどうしようも無いですよね…。
共通点その4:見栄っ張り
共通点の4つ目は、見栄っ張りであるという点です。
先ほどの「生活費が収入に見合ってない」というのと近いですね。
このタイプは性格上見栄っ張りでプライドが高いため、良いものを揃えようとしてしまう傾向があります。
見下されたくないんですよね…。
これが原因で必要以上にお金を使ってしまうので全く貯金が出来ません。
車や腕時計、賃貸や洋服などのブランド物なんかにお金をかけすぎちゃうんだよね…。
私の個人的な意見ですが、ブランド物は余裕がある人が買って初めて価値のあるものだと思います。
お金がないのに無理してブランド物を身に着けていても、虚しいだけですよね。
それなら、もっと頑張って収入を増やしてから身に着けたほうがオーラが出ると思うので、少なくとも貯金をしようと思っている時ぐらいはブランド物を買うのを我慢するべきだと思います。
共通点その5:そもそも貯金する気が無かったり諦めてしまっている。
共通点の5つ目は、そもそも貯金する意志が無かったり、諦めてしまっていることが挙げられます。
収入が少なかったり得に貯金する目的が無いと、貯金しようと思っても「やっぱり無理だよな…」と諦めてしまう事が多いと思います。
これは貯金が無い人に結構な確率で共通しているのですが、なぜか「貯金するのは自分には無理だ」と諦めてるんですよね…。
貯金は副業とは違って、しっかり考えればだれでもそれなりに出来るものです。
確かに収入が少ない段階で貯金の難易度が上がってしまうのは事実ですけどね…。
でも、諦めてしまっては絶対に貯金はできません。
もし少しでも貯金したいと思うのなら、腐らずに出来ることから初めて行くことが重要になります。
共通点その6:他人に奢る癖がある。
共通点の6つ目は、他人に奢る癖があるという点です。
これは見栄っ張りとほとんど同じですが、他人に奢る癖があると貯金は貯まりずらいですね。
先ほどの友人も他人に奢る癖があるのですが、収入の割には案の定自転車操業で全く貯金がありません(笑)
飲み会などがあると絶対に誰かに奢ってますが、奢りって思っている以上に相手は何とも思っていません。
奢られても、「あ、ありがとう…」程度しか思わないよね…。
正直相手が好きな女性とかでない限りは、むやみに奢ったりしないほうが良いと思います。
※好きな女性なら私でも奢ります。友達や初対面の人にはあんまり律儀に奢らなくても良いのでは?という程度の話です。
特に興味のない相手に奢られても、お金が浮いてラッキーって思うぐらいですよね。
貯金をしたいなら、極力奢ったりはしないほうが良いと思います。
割り勘で良いんじゃないですかね?
共通点その7:コツコツやるのが苦手で、一獲千金を狙っている。
共通点の7つ目は、コツコツやるのが苦手で、一獲千金を狙っている事が挙げられます。
特に、
- 競馬や競輪などのレースに全力で賭ける。
- パチンコやスロットに通い詰める。
- オンラインカジノにハマる。
- 宝くじに全力投球。
こんな感じの人は要注意です。
こういう人の場合、コツコツお金を稼いで貯めていくという発想が無く、一発当ててお金持ちになることしか考えていないことがほとんどです。
※一発逆転的な発想が悪いということではなく、コツコツやる選択肢をハナッから捨ててしまっていることが問題なんです。
一獲千金系のもの(ギャンブル)は、実際にはそうそう勝てるものでは無いので、中々貯金は貯まりません。
それどころか借金をしてしまう人も居ますよね…。
不思議なんですが、パチンコとか借金してまでやって勝ったとしても、絶対元とれないですよね…。それでもハマっちゃう魅力があるんでしょうか…。
一獲千金ばかり意識していてはいつまでたっても貯金は出来ないので、コツコツやるのも大切でしょう。
「浪費してないのに…」貯金できないのはなんで?
浪費していないのに貯金できないという人も居るでしょう。
そういう場合は、一人暮らしなど、「普通の人」がやりそうなことを意識せずに模倣していないか考えてみましょう。
世の中の普通の人というのは実はとてもハードルの高い生き方をしています。
- それなりの偏差値の大学卒業
- 年収500万円ぐらい
- 家賃は月収の3分の1
- 車は年収の半分ぐらい
- 海外旅行は年一回だけ
このような人のことを普通の人と表現することがありますが、決してそんなことはありません。
これが普通だと思い込んで、こういった人と同じように車を買ったり家を借りたりすると、貯金どころでは無くなってしまう可能性があります。
もしあなたがこの「普通の人」と同じように年収が500万円程度もないのに生活だけ同じように模倣しているのなら、当然貯金なんて出来ないと思います。
自分の実力(収入)と世の中の普通の間で乖離があるからです。
実は、頑張って普通に生きてきて、普通に就職しても、この「普通の人」という括りに入るのは難しい事なのです。
年収500万円というのはただ普通に生きているだけだと中々達成できない収入なんですよね…。
ここが分からずに、普通に生きてきたからと言って、「自分は普通なんだ」と思い込んで普通の生活をしようとすると、その認識の違いにやられて貯金どころでは無くなってしまうということになりかねません。
浪費をしていないという認識をしていても、生活そのものが分不相応になっているという可能性を考えないといけないのかもしれないですね…。
【絶対に貯金ができない場合】貯金できないのは家族が多いから?
本当のところ、どうしても貯金が出来ない場合というのもあります。
代表的な例が、自分の収入で養いきれないほどの家族がいることです。
いくら節約を駆使しても、手取りが15万円しかないのに子供が5人とかいたら厳しいのは当然ですよね?
自給自足とかをすれば貯金することも無理ではないかもしれませんが、あまり現実的ではありません。
確かに子供が出来るのは嬉しいことかもしれませんが、子供を持つというのは貯金に限らずお金を既に持っていることが前提になります。
莫大な養育費がかかりますからね。
どうしても子供が沢山欲しいなら、それに見合った収入を得られるように努力しないと、生活自体が手いっぱいで貯金どころでは無くなってしまう事でしょう。
よくテレビで大家族特集みたいなものをやりますが、正直「この子たちは可哀そうだな…」と思う人も多いと思います。
一人ひとりに欠けられる時間もお金も限られてしまい、食事も満足に出来ないのでは、そう思うのも無理はないでしょう…。
子供を沢山持ちたいのなら、お金については得によく考えてから判断するようにしましょう。
苦労するのが子供になってしまうかもしれませんからね…。
貯金ができないのは、ダイエットが出来ないのと同じこと。
貯金は、ダイエットと非常によく似ています。
強烈な一瞬の努力よりも、惰性でも良いので長期間やった方が効果的です。
ひと月だけ頑張って10万円貯金するよりも、1年頑張って月に1万円づつ貯めていく方が最終的に貯金できる金額は多くなるよね!
ダイエットが3日坊主になってしまうタイプの人は、貯金も3日坊主になりがちです。
ただ、ダイエットをやったことがある人なら共感してもらえると思いますが、最初の1か月ぐらいを頑張って続けて一定の効果が出始めると、「辞めるのが怖い」という気持ちになることがあります。
貯金にもこれを利用してあげればいいのです。
貯金もダイエットと同じで、一度上手く貯金できると、「毎月貯金できないのが怖い、せっかく貯めたお金を無駄遣いしたくない」という気持ちになっていきます。
この状況になるために、最初の一歩を踏み出すのです。
最初の1か月が大切です。
ここでしっかり結果を出せれば、辞めようという気持ちにすらならなくなります。
ブログ更新などと同じですね!
最初の1か月を継続するための方法については、目標を持つということが重要になります。
これは次の章で詳しく解説します!
【改善策】上手に貯金できないことに焦りを感じる時にはどうすれば良い?貯金のコツ5選!
ここまでで、貯金が出来ない人の共通点や、貯金ができない人の悩みについて紹介してきました。
次に、上手に貯金が出来ずに焦りを感じる時にはどうすれば良いのか紹介します。
今回は、貯金のコツを5つ厳選して紹介します!
それでは行きましょう。
貯金のコツその1:固定費の徹底的な削減
1つ目の貯金のコツは、固定費を徹底的に削減することです。
貯金するには、節約をすると効率良くお金を貯めることができます。
そんな節約の中でも重要なのが、固定費を削減するという事です。
食費などをちまちま数百円単位で節約していくよりも、家賃などの固定費を数万円単位で削減したほうが効果的です。
その他にも、光熱費や通信費などもしっかり見直すと、生活に必要なお金が減るので貯金がしやすくなります。
節約の方法は以下の記事にかなり詳しく書いてあります!
関連記事:絶対に貯金できる節約術10選
貯金のコツその2:天引き(財形貯蓄や投資含む)
2つ目の貯金のコツは、天引きを利用して貯金をすることです。
人間は、お金が手元にあるとついつい使ってしまうものです。
そこで、給料が入ったらまず最初に、貯金する分を天引きで別の口座や投資などに回してしまうという方法がおすすめです。
流れを簡単に説明すると、
- 貯金用口座や投資先を決める。
- 毎月貯金・投資する金額を決める。
- 給料が振り込まれたら、まず最初に決めた金額を移し替える。
- そのお金は絶対に使わずに生活する。
このような感じです。
この方法のメリットは、「そもそもお金が無いのと同様の状況を作れる」という所にあります。
今の手取りが20万円で毎月5万円貯金したいなら、元々手取りは15万円しかないのと同じだと思って生活するって感じだね!
ちなみに私は、どうせ天引きで貯金するのなら、いっそ投資をしてしまったほうが良いと思います。
複利の力を利用すれば、資産を増やすペースを速めることも可能なので、非常に効率が良いです。
一度投資してしまえば、現金に戻すのに手続きが必要なので簡単には浪費しなくなります。頭を冷やす時間が稼げるってことですね。
貯金のコツその3:一年間の目標を決める「具体的な数字の目標」
3つ目の貯金のコツは、一年間の目標を決めるという事です。
この目標は、かならず具体的な数値で目標を決めるようにしてください。
例えば以下のような目標です。
一年間で最低でも150万円は貯金する。
そのために、毎月10万円は貯金用口座に貯金する。
ボーナスは全て貯金に回す。
貯金の目標を一年単位で決めるのは、モチベーションの維持に繋がります。
これがもし、「20年後までに4000万円貯める!」という漠然としたものだと、結局今は何をしたらいいのかわからない…なんてことになりかねません。
急に20年後に4000万円貯めようと思ったところで絶対に断念しちゃうよね…。
そのため、年単位、場合によっては月単位で目標金額を決めて、それに向けて「今から努力できる」目標にまでハードルを下げる必要があるのです。
具体的な数字で目標を決めることで、達成できた時の喜びも大きいし、ダメだった時に言い訳が出来ないので自分を追い込むことができます。
繰り返しますが、絶対に具体的な数字で目標を決めましょう。
貯金のコツその4:貯金する目的は明確でないといけない。
4つ目の貯金のコツは、貯金する目的を明確にするということです。
先ほどの貯金の目標と少しかぶりますが、「何のために貯金をするのか」という所を明確にしたほうが貯金は格段に捗ります。
目標を明確にするメリットには以下のようなものがあります。
- 単純にモチベーションが上がる。
- 多少の誘惑ではブレなくなる。
- 貯金自体がストレス解消になる。
このように、単純にモチベーションアップになる他、目的がしっかり決まっているので多少の誘惑では無駄遣いしたりしなくなります。
目標は出来るだけ「本当に自分が叶えたいこと」を据えたほうがいいね!
明確な目標とは以下のようなものです。
- 5年で500万円を貯金して、実家をリフォームする。
- 今年から20年以内に4000万円ためて会社をセミリタイアする。
- バイクの免許をとったので、今から半年で50万円貯めて中型バイクを購入する。
- 2年で200万円貯めてロレックスの腕時計を買う。
こういう目標を立てると、モチベーションを維持しやすいです。
貯金のコツその5:収入を増やす努力をする。
最後の貯金のコツは、そもそも論になりますが「収入を増やす努力をする」ということです。
生活費を変えなければ、単純に収入が増えた分だけ当然貯金額も増えます。
固定費の削減や天引き、目的意識などをやったうえで、出来るだけ収入を増やしていく努力をすると、さらに効率よく貯金が出来ると思います。
収入を増やすというのは、会社で昇進するために頑張るとかそういった方法しかないわけではありません。
副業でもいいんです。
副業については以下の記事にこれでもかと詰め込みましたので、参考にしてください。
関連記事:無理せず稼ぐ50の方法
年収300万円でも1000万円以上の貯蓄を作れる人も居る。
先ほど、「年収が普通よりも低いのに、無意識で普通の生活水準に合わせてしまう事で貯金が全くできなくなる」という話をしましたが、たとえ年収が300万円程度だとしても1000万円以上の資産を構築している人も沢山います。
こういう人は、自分の適正な生活水準というものをしっかり理解して、身の丈に合った生活をしている人が殆どです。
例えば、以下のような家計で生活していたりします。
年収300万円=手取り約240万円
手取り月収約20万円(ボーナス込)
- 家賃…3万円
- 光熱費…1万円
- 通信費(スマホ込み)…8千円
- 食費…2万円
- 交際費…5千円
- 趣味費…2万円
- 雑費…5千円
合計:9万8千円
20万円-9万8千円=10万2千円
月の貯金額約10万円
このように、年収300万円でも、自分の身の丈にあった生活をしていれば、月に10万円程度貯金することも可能です。
月に10万円貯金できるなら、年間120万円、大体9年ぐらいで1000万円貯金できる計算になりますね。
新卒の22歳で就職したら、31歳の時には口座に1000万円ある計算になります。
結構夢がありますよね?
家賃が3万円という時点で「無理!」と思う人も居るかもしれませんが、探すと意外に沢山ありますよ。(地方以外はほとんどワンルームですけどね…)
以下の記事の中でも神奈川県の鎌倉で3万円台の物件が見つかっています…。
自分に最低限必要な物だけを揃えるようにして生活すると、案外お金はかかりません。
低収入でもやり方次第で貯金は全然可能なので、焦る必要はありませんよ!
実は低収入の貯金ゼロでも焦る必要は無いって話。
最後になりますが、「実は貯金ゼロでも焦る必要は無い」という話をします。
え?なんか本末転倒だね(笑)
今回は、貯金がしたくても中々思うように出来ずに焦りを感じているという人のために記事を書きました。
ただ、私は正直そこまで貯金に集中した生活をしなくても良いと思っています。
確かに貯金することで、将来の安定感を盤石にしたり、万が一のリスクに備えたりすることが出来るという素晴らしいメリットがあります。
確かにそれもそうですが、それ以外にも重要なことがあります。
「生活を楽しみ、好きなことが出来ているか」という事です。
もし今どんなに貯金があっても、これが全然出来ていないのなら、その貯金にはおそらくほとんど意味がありません。
貯金することの本当のメリットは、貯金を頑張ってすることで「自分の理想の生活を辞めないで済む、または理想の生活に近づくことが出来る」という点です。
貯金そのものに価値があるのではなく、その貯金があるからこそ得られる安心感や自由に価値があるのです。
有名な話に、メキシコの漁師とビジネスマンの話というものがあります。
この話は知っている人も多いと思います。
以下引用文です。
とても魚釣りが好きな漁師がいました。
漁師は好きな時間に起きて、釣りをして、子供や友達と遊んで楽しく過ごしていました。ある日、あるビジネスマンがその漁師のそばにやってきて言いました。
男:「やあ、すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの?」
漁師:「そんなに長い時間じゃないよ」
男:「へぇ、君は魚釣りが得意なようだね。せっかくならもっと働いてみたらどうだい?」
漁師:「自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だよ」
男:「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの?」
漁師:「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、
女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」男:「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、
きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。
部下を雇ってもっと売り上げがでたらボートも買おう。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめて自前の水産品加工工場を建てて、ビジネスを大きくする。
その頃には村を出てロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ。そうすれば老後もお金ができるよ」漁師:「なるほど、そうなるまでにどれくらいかかるのかね?」
男:「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」
漁師:「へぇ、それからどうなるの?」
男:「そしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、
奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。 どうだい?すばらしいだろう」
どうですか?
結構考えさせられる内容ですよね。
今の生活が満足いくものなら、無理に高みを目指して頑張っても結局行きつく先は今と同じ生活…。
遠回りする分、若いうちの時間を無駄に失ってしまうだけ。
この話からもなんとなく分かる通り、貯金などのお金よりも現状の生活に満足しているか、「お金があっても今と同じ生活をしたい」と思える生活ができているかというところが非常に重要になります。
極論ですが、自分が本当にしたい生活が出来ていないのなら、いくらお金があっても満たされないので意味がないということですね。
ですので、貯金が出来なくても焦る必要はなく、むしろ「今の生活をずっとしていきたいか」という点を真剣に考えるべきだと思います。
もしそうでないなら、努力を重ねて貯金するために頑張るのも良いのではないでしょうか?
まとめ:貯金できないからって焦るにはまだ早い!
今回は、貯金ができないことに焦りを感じている人のために、共通点から貯金のコツまで紹介しました。
今現在貯金が出来てないからと言って、焦るには早いです。
今回紹介した方法を利用して、自分に合った貯金のスタイルを確立できるように頑張ってみて下さい。
低収入でもやり方次第で1000万円以上を貯金することも可能なので、目標を決めて一歩ずつ継続していきましょう!
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