『仕事したくない』原因まとめ!仕事をしたくなる工夫や対策も解説。
「仕事したくない!」
と思ってしまう原因は沢山ありますよね…。
- 個人的な病気や性格などの問題
- 残業などの会社環境の問題
- 金銭的な問題
- 人間関係の問題
大まかですがこのような要因で、仕事がしたくなくなってしまうのです。
ただ、仕事をしないと収入が無くなってしまうので食べていくことができなくなってしまいます。
それでは困りますよね…。
なので、特殊な環境の人でもない限りは、ある程度は無理してでも働かないといけない時があります。
そこで今回は、仕事をしたくなくなってしまう原因や、「仕事をしたくなる」工夫についても紹介していきます。
いつもは、
「仕事なんかしなくていいやん!( ー`дー´)キリッ」
みたいなことを言っている私ですが、今回は仕事をする前提で、どうやったらモチベーションを上げて「仕事したいな」という状態に持っていけるのかを考えました!
『仕事したくない』と思ってしまう原因総まとめ
まずは、そもそもなぜ仕事をしたくないと思ってしまうのか、その原因についてまとめます。
仕事がしたくないというのは正直普通のことなのですが、嫌なことには絶対に『理由』があります。
その理由を少しでも改善できれば、多少は「仕事してもいいかな…」という気持ちになれるはずですよね!
一生考え続けないといけないのが仕事なので、なるべくストレスの無いように働くためにもこの原因については真剣に考えてみましょう。
早速、要因別に紹介していきます。
個人的な原因の場合
まずは、個人的な要素が原因で、「仕事したくないな…」と思ってしまっている場合の原因を考えてみました。
私が前職を休職したのは、半分ぐらいはこの「個人的な原因」で仕事をしたくなくなってしまったらです…。
ではいきましょう。
病気が原因
まずは病気が原因の場合です。
病気と言っても様々ですが、肉体的なものから精神的なものまで色々あります。
肉体的なものでは、「単純に体がだるくて肉体労働はしたくない」といったパターンや、精神的なものでは「鬱っぽいので会社に行くことすら辛い…」というパターンなどがあります。
ちなみに私は「社交不安障害」という神経症のようなもので、吃音症状が出たため仕事をするのが辛くとても悩みました…。
電話対応などが困難になり、「ありがとうございます」という言葉すら発音できなくなってしまったので、完全にやる気を削がれてしまいました。
私の例は一例にすぎませんが、このように病気などが原因で、「仕事をしたくない」と思ってしまう事もあります。
性格が原因
次は、性格が原因の場合です。
例えば、そもそも奥手で目立つのが苦手な非営業社員に、「取引先の社長にうちの商品をプレゼンをしてこい」といった指令が下ったとします。
そうなれば当然プレッシャーを感じて、仕事に行きたく無くなってしまう事でしょう。
この指示を出した人がもし、「奥手な性格を直してほしい」という意図を持っていたとしても、本人はそんなことは望んでいないので(だからこそ非営業社員になった)当然ただ辛い状況に立たされるだけです。
このように、性格と仕事内容や社風のミスマッチによって、「仕事したくないな…」と思ってしまう事は大いにあると思います。
または、単純にサボりがちな性格で、もとから「仕事なんかしたくないわ」と思っている可能性もありますね。
家庭環境が原因
家庭環境が原因のパターンも考えられますね。
自分は今の仕事を一生懸命にやっているのに、両親が「そんな仕事いつまでやってるの?」とバカにしたり心配したりして、本人のやる気を削いでしまうパターンです。
両親が正社員の場合、フリーターの息子にこういったことを言ってしまう事がありますが、言われる方としては、辛うじて頑張っているフリーターとしてのバイトすらやる気を無くしてしまうので完全に逆効果ですよね。
このように、家庭の環境などが原因で、仕事のやる気を無くしてしまう事も考えられます。
会社環境が原因の場合
次は会社環境などが原因の場合についてです。
おそらく大抵の人は、この会社が原因で、「仕事したくない」と思ってしまっているのだと思います。
過労死や自殺など、日本の企業で働くことはかなりの苦痛を強いられることは周知の事実なので、このあたりにたくさんの原因がありそうですね。
風通しの悪い社風が原因
風通しの悪い社風が原因という場合です。
電通の鬼の十則とかが有名ですが、日本企業には正気を疑うような謎のルールが根づいたりしているので、こういった社風の会社に当たってしまうと、当然やる気が無くなってしまうでしょう。
やる気が無くなるだけならまだいいですが、精神病になったり自殺してしまったりといったことになる可能性もあるので注意が必要です。
こういった会社に当たってしまったときは、限界を迎える前の退職をお勧めします。
後ほど対策を記載します。
残業が原因
残業が続くと徐々にやる気も無くなってしまうでしょう。
これは私も経験していますが、残業が80時間を超えてくると感覚がマヒしてきます。
たまに2時間ぐらいの残業で帰れた時に「早く帰れた!」と嬉しくなってしまうのです(笑)
こんなことを続けていると、そのうち体と精神を疲労が蝕んでくるので注意しましょう!
ネットなどでは、「残業150時間は当たり前」とか「残業100時間もいかないのは働かなさすぎ」みたいなことを言っている人もいますが、これは本質を見失っている人たちの不幸自慢なので無視しましょうね(笑)
毎日必ず残業があるという段階で、働きすぎと思うべきです。
人間関係が原因
人間関係が原因の場合もあります。
- 職場に苦手な人が居る。
- 上司が高圧的でビクビクしている。
- 周りとうまく馴染めない。
こういったことがあると、職場にいるのが辛くなってしまいますよね。
パワハラなどはもっての外ですが、高圧的な上司に毎日怒られていると、かなりのストレスになるので会社を辞めたくなったりしますよね。
他にも、周りの空気感に馴染めず、一人だけ孤立しているような状態も辛いものですよね。
人間関係の悩みというのは、退職理由の中でも上位になるほどの要因ですね。
仕事内容が原因
そもそも仕事内容が好きではないということも仕事をしたくなくなる原因になり得ます。
「なんでこの会社に入ったんだ!」
と言われればそれまでですが、実際仕事なんて入ってみないとわからないことのほうが多いので仕方のないことですね。
また、社内でも「希望の部署に配属されなかった」など思い通りの結果にならなければ当然やる気も無くなります。
「本当は設計がしたかったのに、営業に回された…」
なんてよくある話ですよね。
仕事内容と理想の不一致も、十分仕事のやる気を低下させる要因になります。
金銭的な原因の場合
最後は金銭的な原因で仕事をしたくなくなってしまう場合についてです。
仕事はそもそも「お金を稼ぐため」にやるものなので、金銭的な不服感なんかも十分やる気の低下につながってしまいます。
給料が安いのが原因
給料が安すぎて仕事をしたくなくなるというパターンです。
給料に関しては入社前に分かっていたこととはいえ、昇給額などは求人の時には記載されていないことがほとんどなので、納得できないこともあるでしょう。
「10年働いても全く昇給しない」
なんて話も、今じゃ当たり前のように言われていますよね。
全体的に基本給が安すぎる気がします。
生活費ギリギリしか貰えないので、モチベーションなんて上がるわけが無いんですよね。
余談ですが、今の中年の方と、若者の人との感覚に開きがあるような気がします。
私がびっくりしたのは、入社して4か月ぐらいで「車買わないの?」と普通に聞かれた事です。
普通に「買えないですよ…」と答えましたが、不思議そうな顔をしていました。(笑)
買えるわけないでしょ…って感じすけどね。
残業代や賃金の未払い
残業代の未払いに関しても、当然モチベーションの低下に繋がります。
モチベーションの低下というか、もう違法ですけどね…。
働いた分の対価がもらえないのであれば、働きたくなくなるのは当然でしょう。
会社の中には、働いた分の残業代を減らしたり、そもそも支給しなかったりといったことを行っているところもあるようですが、そんな会社に当たってしまったら一刻も早く対策を講じる必要がありますね。
『仕事したくない』と思う原因を取り除く対策を紹介!
さて、前章で「仕事したくない」と思ってしまう原因を紹介しました。
次は、そんな原因を解消するための工夫を紹介したいと思います!
早速見てみましょう。
個人的な原因の場合
個人的な原因としては、病気や性格、家庭環境などが原因となって、労働意欲が低下するということを紹介しました。
それぞれの対策を紹介していきます。
病気が原因の場合の対策
病気が原因の場合は対策は非常に難しいです。
こればかりは本人の病状と精神状態によって決まってしまいます。
共通して言えることは、どうしても働くなら、「今の状態でも働ける場所を見つけたほうがいい」という事です。
無理して今の会社に留まるのではなく、病状と相談して、働けそうな会社に転職したほうがストレスは少ないでしょう。
いろんな会社があるので、転職を視野に調べてみてはいかがでしょうか?
ちなみに精神系の病気で人とあまり話したくないという人には、工場系の仕事がおススメです。
※無料で使用できますよ!
性格が原因の場合の対策
次に、性格が原因の場合です。
この場合も、先ほどの病気と同じく「ストレスなく出来そうな仕事に変える」というのが対処法としてはおススメです。
話すのが苦手な性格だったら、先ほど紹介した工場などの職場に変えたりと、出来そうなことをやった方が良いですよ!
無理して営業などをやってしまうと、それこそ私のように精神を病んでしまったりする可能性があるので、無理だけは禁物です。
家庭環境が原因の場合の対策
家庭環境が原因の場合の対処法は難しいです(´;ω;`)
あえて挙げるとすれば、「両親や家族と別居」することで、声が自分に届かないようにすることぐらいでしょうか?
実家暮らしだと、親の言葉は嫌でも入ってきてしまいますので、もしかしたら一人暮らしをしたほうが幸せになれるかもしれません。
※私は基本的に実家暮らし肯定派です(笑)。すべてにおいて都合がいいので…。
または、本当に「家族が望むものを目指してみる」ぐらいしか対策が思いつきませんね。
家族の望みが「職場のレベルアップ」などであれば、挑戦してもいいかもしれません。
うまくいけばWinWinですからね!
会社環境が原因の場合
次に、会社が原因の場合についての対策を紹介します。
風通しの悪い社風が原因の場合の対策
風通しの悪い社風が原因の場合、「個人の力で風通しを良くする!」と思い立っても無理があります。
風通しのいい社風というのは、経営陣を含め、すべての社員が一丸となって初めて実現するものですので、経営陣だけや労働者だけ、ましてや一労働者の自分だけで変えるのは無理があります。
※場合によっては、外部からの力が必要なほど変えずらいものです…。
なので、「こんな会社で働きたくない…」と思ったときに個人でできる対策としては、シンプルに転職ぐらいですかね…。
すぐに辞めるのは無茶かもしれないので、じっくり吟味する必要はあります。
おそらく「風通しが悪い」というのは、すぐにやめなければいけないような理由ではないと思うので、辞めても後悔しないかはよく考えてから決断するべきです。
でも、世の中にはたくさんの仕事があるので、「転職先が一切ない…」ということはまずありませんので安心してください。
残業が原因の場合の対策
残業が原因の場合は、すぐに行動したほうが良いと思います。
いきなりやめる前に、残業の無い部署に移動できないか、早く帰らせてもらえないかをしっかり確認しておいた方が良いです。
※明らかに体調が悪いという場合は、むしろすぐに退職や休職をしてしまったほうが良いです。まずは体優先です。
それでも移動させてくれなかったり、早く帰らせてもらえない場合は、退職してしまうのもいいと思います。
ちなみに退職時には、退職代行を使うのもお勧めです。
辞めるのって言いずらいですからね…。
以下の記事に、退職代行についての詳しい内容が記載されています!
日本では、一度退職してしまうと社会のレールから外れてしまいますが、外れないにせよ、ものすごい時間残業をするのは免れないのでどちらも地獄です。
だったら、せめて体が楽な選択肢を取るべきだと思います。
繰り返しますが、仕事はいくらでもあります。
何とでもなるので、最低でも心や体を壊す前には行動に移りましょう!
人間関係が原因の場合の対策
人間関係が原因の場合は、そう簡単には解決することができません…(´;ω;`)
人間関係が原因の「仕事したくない病」は以下の記事に詳しい対策が記載されています。
確認してみて下さい!
仕事内容が原因の場合の対策
仕事内容が原因で労働意欲が無くなってしまった場合は、二つの対策ができます。
一つ目は、今やっている仕事の中で、好きなことを見つけられるように努力することです。
この場合、ただ受け身で仕事をするのではなく、「こちらから進んで」仕事を貰いに行きます。そうすると、普段のルーティーン的な業務以外にも色々な仕事を貰うことが出来るでしょう!
そうしていろいろな仕事をしているうちに、何か一つぐらいは「これ面白いな」と思える仕事に出会えると思います。
二つ目は、仕事を変えてしまう方法です。
つまり、転職ですね…。
(会社系の問題は大体転職で対応するしか方法が無いっぽいですね…。)
これなら、本当にやりたかった仕事に就ける可能性があるので、どんどん転職活動をするといいでしょう!
このように、仕事内容が嫌で抜け出したい場合は、自分で何とかするしか方法はないようですね。
金銭的な原因の場合
最後に金銭的な問題の場合です。
金銭的な問題も、突き詰めれば上記の「会社が原因」という枠に入るので、対処法も似通ったものになってしまいますね。
給料が安いのが原因の場合の対策
給料が安い場合には、正直こちらから出来ることはほとんどありません。
しいて言えば、給料の交渉ぐらいですが、まぁ難しいでしょう…。
この場合は、「よりいい条件での転職先を常に探し続けて、見つかったら転職する」という対策が一番いいかもしれません。
次の会社が決まる前にやめてしまっても、より給料の高い会社に転職できるとは限らないので、慎重な判断が必要です!
残業代の未払いの場合の対策
残業代などが未払いの場合は、普通に違反なので、「仕事したくないどころか、もう会社にいたくない…」と思っているのなら、退職代行サービスを使ってやめてしまったほうが良いと思います。
残業代がしっかり支払われる会社なんていくらでもあるので、今いる場所にこだわる必要は一切ありません!
労働の一番の目的である「お金」が適切にもらえないのなら働く意味もありません。
断言しますが、賃金や残業代の未払いをするような会社とは、一刻も早く縁を切った方が良いです。
費用も三万円~と非常に安いのでおススメです。
※詳しくは、上記に張り付けてある記事を参照してください!
終わりに
今回は、『仕事したくない』と思ってしまう原因と対策を色々な視点からまとめてみました。
正直、個人に出来る対策なんてたかが知れていて、
- 退職、転職する。
- このまま今の会社で戦いながら耐え続ける…。
という2択を迫られているような気がします。
今は会社を辞める時も「退職代行」というサービスがあり、数万円程度の費用を支払うことで、ストレスなく退職することができます。
こういったサービスを利用して、生きやすいように立ち回っていきましょう。
周りのことを気にする必要はありません。
まずは「自分がどうしたいのか?」という所を考えると、自ずと取るべき行動が決まってくると思います。
私は、結局会社を休職しました。そしてそのうち退職します。
確かに先行きは不安ですが、少なくともあのまま働き続け居ていたら、「今ごろこの世にいなかったかもしれません…。」
なので一切後悔はありません!
これからすべての活動がうまくいかずに再就職することになって、待遇が下がったとしても、一ミリも後悔はないでしょう。
自分で自分の行動を決められたからです。
これが今わずかですが自信になっています…。
一度きりの人生です。後悔しないように頑張りましょう!